しかしながら描くという訓練だけでもやらなくてはならないことは山のようにあります。パースペクティブが狂わない事、人体の比率が狂わない事、正確な空間表現ができる事、イメージした形態がリアルに描けること等、数えだしたらきりがありませんし、ただ、闇雲に練習しても意味がありません。しっかりとした順序できちっと勉強して行くことがデッサン力を身につける近道だと思います。そこで最も必要な7つのポイントをあげてみました。
1.対象の輪郭や端部の形態の理解
2.モチーフの形や遠近の相互関係
3.陰影による的確な調子の把握
4.物が存在することによる空間や隙間の認識
5.全体の知覚
6.思い出す事によって対象を描き出す記憶描写
7.自由に自分のイメージを描ける想定描写
これら全てを身に着けるのには大変な努力が必要ですが、一度身についたデッサン力は決して失われることがありません。地道に練習を繰り返すことがデッサンをマスターする最短ルートなのだと思います。
| 美学館 デッサンエキスパート : 川村剣矢 |
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